親子で読みたい1冊

大人も子どももドキドキ・わくわく♡
読み聞かせにぴったりの絵本をご紹介します。
        
個性豊かな恐竜の子どもたちが繰り広げる絵本シリーズ、「ダイナソーキッズ きもちのえほん」の第一弾は2冊同時発売。パフに続いて、今回は水色のプテラをご紹介!
 
 

世界累計1000万部の「ぴよちゃんのえほん」の作者・いりやまさとしさんが描く、ふわふわパステルタッチで優しい色あいの恐竜たち。主人公の恐竜の子どもたちになりきって、読者がいろんな「きもち」を自分のことのように体験する、きもちをテーマにした絵本です。

今回は、水色の翼竜・プテラノドンの子ども、プテラの登場です。
今日はプテラがはじめて空を飛ぶ日です。いつもはとっても優しいお父さんもいつもと違い、緊張感があります。
プテラもお父さんのまねをして、小さな翼を広げてみました。


▲ボクもお父さんみたいに飛んでみたい。バサッ!

 

プテラはゆっくり岩の先まで一歩ずつ進んで、下を見ました。はるか下に波しぶきが見え、
高さに足がすくみます。


▲足がふるえてドキドキ…。こわい気持ちでいっぱいです。

 

飛びたいけれど、こわい気持ちが勝り、プテラはお父さんにしがみつこうとします。
けれど強い風が吹きあがり、お父さんは風にのって先に飛び立ってしまいます。

▲「やっぱりできない!」お父さんにしがみつこうとしますが…。


▲お父さんはプテラを残して、先に飛んで行ってしまいます。
プテラは勇気を出して飛ぶことができるのでしょうか?

 

こわい→むり!→できた!→ほこらしい…いろんな気持ちを感じる絵本です。

▲揺れ動くプテラの気持ちを一緒に感じてくださいね。

 

今回も巻末には、専門家の先生監修のもと、絵本を振り返る「問いかけ例」が掲載されています。公式サイトには、いろんなお子さんのリアルな回答例も掲載されています。絵本を通じて親子の会話を促し、幼児期に育みたい、非認知能力を高める工夫がたくさん施されている絵本です!

非認知能力とは、向上心、共感力、コミュニケーション能力、忍耐力、思いやりなど、数値で測ることのできない人間的な力のことです。
「きもちのえほん ダイナソーキッズ」は、非認知能力を高める工夫が施されており、その一つが巻末の「おうちの方へ」です。幼児期の言葉の発達が専門の國學院大學吉永安里教授の監修のもと、読後に絵本の理解を深めるための問いかけ例を掲載しています。どんな答えも正解です。
お子さんから出た言葉から会話を楽しみ、親子で豊かな絵本時間を過ごしていただきたいです。 

さて、子育てパパママたちにとって、わが子が「はじめて歩いた日」「はじめて自転車に乗れた日」など、「はじめて」に立ち会った経験は深く心に残っているものではないでしょうか? きっと、勇気を出して一歩を踏み出そうとしているプテラにも、共感してもらえること間違いないと思います。ぜひお子さんと一緒にプテラを応援しながら読んでもらいたい一冊です!

 ★ダイナソーキッズ公式サイト 

ダイナソーキッズ公式サイト(Gakken)
大人気「ぴよちゃん」シリーズの著者・いりやまさとし作の絵本キャラクター『ダイナソーキッズ』公式サイト。幼児から小学校低学年までのお子さまにおすすめの「きもちのえほん」シリーズを中心に、絵本ラインアップ、ニュース、キャラクター紹介、作者紹介、親の「問いかけ例」と子どもの「回答例」、専門家の先生のお話など。


▲ダイナソーキッズ公式サイト(Gakken)

 

★動画もあります。動くかわいいプテラをぜひお楽しみください♪
こちらから直接ご覧いただけます。
https://youtu.be/gqdn8fWqaek

★続々、続刊の発売を予定しています。
11月発売予定・「おこりたくない おこりんぼのラノ」の動画もどうぞ!
https://youtu.be/Ynkr4xkPA80
アンガーマネジメントがテーマですが、切り口が一味違います。
怒りを我慢するのではなく、怒っている人に理由があり、それを思いやれる心を育てます。

DATA
『ゆうきをだしてプテラ』
●作絵 いりやま さとし
●対象 3歳~小学校低学年
●定価 1,430円(税込)
●発行 Gakken
 
★この絵本を1名様にプレゼントします。
ご応募はこちらから
トップへ戻る