子どもの『近視とメガネ』について
近視の原因と、メガネ選びについて「こども眼鏡院メガネのタカヤ」さんに伺いました。
なぜ近視になるのでしょうか?
近視には、
①遺伝による先天性の近視 ②近くを見すぎて起こる仮性近視の2種類があります。遺伝因子による強度の近視は、10歳くらいまでに進行し回復が難しいのに対し、読書やパソコン・スマホなどを長く見続け、目を酷使することにより症状が進む仮性近視は、10歳以降に発症し、症状の回復も可能です。もともと東洋人は近視になりやすい遺伝子を持っており、それに環境要因が加わり近視が発生すると言われています。
学校と自宅ではメガネをかけ替えた方が良いですか?
近視メガネは使用する距離に応じて使い分けるのが理想です。例えば学校で黒板が見えないときにかけるメガネを、自宅で机に向かい勉強する時にも使用すると、 「遠くを見るメガネで近くを見る」 のでピント合わせの負担が増えてしまいます。適正な度数のメガネを使い分けましょう。
メガネ選びのポイントを教えてください。
①顔にフィットするもの
横幅、耳にかける部分の長さなどをチェックしましょう。
②かけ具合を調整できるもの 鼻パッドはメガネの重さを支える重要なポイント、最も壊れやすい部分でもあります。形状を確認し、壊れにくく調整ができるものを選びましょう。
③視力や用途に合ったレンズ選び レンズにはカーブによる設計の違い、屈折率による厚みの違いなど多数の種類があります。また、ブルーライトカットコートや傷防止コートなどもありますので、必要に応じたレンズを選びましょう。
④本人が気に入ったもの 本人が「かけたい!」と思えるような、かっこいい・かわいいメガネを選びましょう。
こども眼鏡院メガネのタカヤ
秋田市高陽幸町14-35 新国道モール内
TEL:018-893-3777