秋田市で幼児から小学生の学習塾を営む阿部先生が、読み聞かせを中心とした「マミーサークル」を開催しています。
たくさんの子どもと関わってきたベテラン先生による本の読み聞かせ、歌、知育玩具などを使っての遊びを体験できます。
取材日は0歳の子も絵本に興味を持っている様子が見られました。
読み聞かせ等が終わたあとは、情報交換などをしつつ、和やかに過ごしていましたよ。
参加は無料で、妊婦さんから参加OKです。
阿部先生へ、幼児期の読み聞かせの良さについてお聞きしました。
ママファミ編集部(以下ママ)/
読み聞かせにはどのような効果がありますか?
阿部先生/
・読書能力の向上
・知識が豊富になることで、情緒が安定する
・イメージ力が高まり〈創造力〉〈想像力〉が豊かになる
・言葉の力がつき、人の言っていることが理解できるようになる
・自分の言いたいことが表現でき、聞き分けの良い子になる
以上のことが期待できると思います。
言葉を介してコミュニケーションができる能力を育てることは、結果として親子の絆を深めて行くことにつながりますよ。
ママ/
たくさん良いことがありますね。幼い頃からの刺激はやはり大切ですか?
阿部先生/
赤ちゃんは、生まれたその日から、能力を伸ばそうとしています。お母さんからの働きかけを赤ちゃんは目で、全身で吸収し、大人の想像以上に高い能力を身につけていきます。
妊娠中からお腹の子に楽しく歌を聞かせたり、語りかけていると、産まれた子は1歳頃には読み聞かせに目を輝かせて聞き入る様子が見受けられます。
子どもの頭の成長は、3歳までに60%、6歳までに80%~90%もの発達を遂げます。
このような急激に発達する時期に、できるかぎり良い働きかけをして、しっかり刺激をすると、成長しようとする脳細胞がさらに活発に活動し、子どもの素質そのものをどのようにでも高めていくことができるのです。
ママ/
3歳頃までは特に大事な時期ですね。
私も子どもにたくさん読み聞かせをしていきたいと思いました。ありがとうございました。