子どもの『弱視を治す』には…
子どもの弱視治療について 「こども眼鏡院メガネのタカヤ」さんに伺いました。
弱視とはどのような症状ですか?
メガネで矯正しても視力が出ない目のことを言います。原因は先天性の白内障や、3歳頃までの斜視・遠視・近視・乱視によるものがあります。
弱視はどんな検査で発見されますか?
弱視の発見には、子どもが症状を自覚することに加えて、周囲の家族が気付くことが重要となります。これは注意をしていても分かりにくいこともあるため、3歳児健診における視力検査を代表とした定期的なスクリーニング検査をしっかりと受けることが大切です。
どんな治療をするのですか?
遠視・乱視などにより、視機能の発達が止まっている状態の「弱視」であれば、矯正のためのメガネを作成し、常にメガネを装用します。視機能の発達が完成する6歳頃までに「矯正用メガネをかけて、網膜にピントのあった鮮明な像を映す」ことで、最大矯正視力が1.0以上に向上して「弱視を改善すること」が期待できます。
治療費は高額ですか?
治療用のメガネ作成費用に助成金が出る場合があります。対象は、健康保険に加入していること、9歳未満で「斜視・弱視等」の治療に必要と医師が判断し、処方した眼鏡であることなどが条件となり、最大38,461円の助成を受けることができます。
こども眼鏡院メガネのタカヤ
秋田市高陽幸町14-35 新国道モール内
TEL:018-893-3777