お仕事図鑑 * 水族館の飼育員さん *

動物や生き物が好きな子があこがれる職業「飼育員さん」。男鹿水族館GAOでは現在11名の飼育員さんが在籍しています。
勤務4年目の柿添さんへインタビューしました。

水族館の飼育員を目指すみんなへ
生物を飼育するということは、その命に責任を持たなければいけません。もし好きな生物がいるのであれば、まずはその生物や生態、生息環境についてたくさん調べてみてください。

飼育員さんへインタビュー

Q1. 飼育員さんを目指したのはいつ? きっかけはありますか
高校2年生の頃、友人との旅行の際に水族館へ行き、アシカやシャチを見てその迫力に圧倒されました。そこから飼育員という職業を考えるようになりました。

Q2. どのような勉強や資格がいるのか知りたいです
私は専門学校で海洋生物や動物トレーニングの勉強をし、全国のさまざまな水族館などで実習を重ねました。
水槽に潜っての掃除や、エサやりをすることがあるので「潜水士」の資格が強みになると思います。

Q3. 泳ぐのが苦手な人でも大丈夫?
泳ぐのが苦手な飼育員もたくさんいると思いますが、潜水しての掃除や、水中パフォーマンスなど、泳げないとできない仕事も多いので泳げて損はありませんよ!

Q4. どんな人が向いていると思いますか?
真面目な人だと思います。毎日丁寧な掃除や、生き物の観察を欠かさず行うことが健康を管理する上でとても大切です。人間と違って、「○○が痛いよー」とは言ってくれないので、日々よく観察して見て変化を感じ取れるかが大事です。

Q5. やりがいを教えてください
生き物の成長を間近で感じられることです。それを1番強く感じられるのが生き物の出産です。日々立派に成長する赤ちゃんを見られるのも嬉しいですし、繁殖が成功するということは、やはり健康面で適切に飼育できているという1つの目安になると思うので。
また、来館したお客様が赤ちゃんや生き物を見て喜んでくれる姿もやりがいの1つになっています。

 

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