【汗と笑顔の空手教室取材記】日常では見られない子どもたちの表情に注目!

ぐっと冷え込み、冬の気配が近づいてきた今日この頃。寒さに負けない元気いっぱいの「風の子」たちに会うべく、中通にある空手教室を訪ねました。

教室が始まると、まず最初に行われるのは30分以上にわたる基本の練習。
ひたすら繰り返される基本の稽古からは、子どもたちの真剣さと気迫が伝わってきます。

高く蹴り上げる足や力強い突きの動作には驚くほどの体幹の良さが感じられました。
責任者の益原さんによれば、「だいたい半年ほどでできるようになりますよ」とのこと。

休憩中の子どもたちは、普通の小学生らしい無邪気な姿を見せるものの、稽古が始まると一転して集中力と気合いに満ちた表情に変わります。この切り替えの早さには驚かされます。

さらに練習は組手へと進みます。組手では集中力が一層求められ、相手を見失えばすぐに攻撃を受けてしまいます。子どもたちは一切よそ見をせず、全身全霊で相手と向き合います。その姿には見ているこちらまで緊張感が伝わってきました。

稽古が終わる頃には、少し肌寒いくらいの稽古場でも子どもたちは汗だく。でも、その顔には笑顔があふれています。

学校が違う子どもたちが集まっているにもかかわらず、みんな仲良し。時には痛い一撃を受けることもありますが、それも稽古の一部として受け止め、全く気にする様子はありません。

稽古が終わると、笑顔で遊び出す子どもたちの姿がありました。

「空手」と聞くと、乱暴だったり危険というイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、実際に見てみるとそのイメージは一変!
空手は心身ともに成長でき、ほかのスポーツでは味わえない「生きてる」って感覚を体験できるスポーツです。

ぜひ一度、稽古の見学に足を運んでみてはいかがでしょうか?
きっと親子で「すごい!」と感動すること間違いなしです！