茶色いお弁当の子は苦手教科を避けがち!? 自分で考えて行動できる子の育て方とは?

茶色いお弁当の子は苦手教科を避けがち!?
自分で考えて行動できる子の育て方とは?

 

「早くして!」
「勉強しなさい!」
「片付けなさい!」

 

子どもに対して、いつも口にしていませんか?

私は今朝、子どもに30回くらい「早くして」と言ったような…汗

 

学習塾「STUDY HOUSE」代表の須合 啓(すごう けい)氏は延べ1万人を超える生徒たちと、その家族と向き合ってきました。そのなかで発見した「自分で考え、行動できる子になる方法」をおすそ分けしたい、といった思いから1冊の本を執筆。

幼い頃からの声がけや親の習慣はとても大事! 子どもって親の言動をよく見ていますよね。

「まず、いいから!」と、私のマネを子ども(4歳)がしていました。よく見ているし、聞いているんですよね…ヒィー!!

 

自分で考えて動ける子の育て方 「早くして!」「勉強しなさい!」「片付けなさい!」はもう言わない

 

こちらの本の序盤で印象的なページをご紹介します。

<かたよったお肉弁当と苦手な勉強の関係>
小学6年生と中学3年生の最後になると、「算数」と「数学」にはそれぞれ図形問題が出てきて、一気に難しくなります。
このとき、「茶色いお肉弁当」を食べ続けた子は、こうした難しい問題を避けがちです。
とっつきやすい教科に逃げてしまうことがあるんですね。
どういうことかというと、自分の嫌いなおかずがなく、好きなものだけのお弁当を食べている子は勉強の場面で、親の考えをマネすることがあります。
つまり「嫌いなものは避けてもいいんだ」ということを学んでしまうのです。
毎日のお弁当という「心のおしゃべり」によって「親の価値観」はしっかりと子どもに伝わっているのです。
「イヤなことから安易に逃げない心」を育むためには、私たち大人の「行動」や日頃の習慣も、きちんと整えていく必要があります。
「親の行動」は全てがメッセージになる、ということ。お弁当に限らず、日頃の食事でもまんべんなく食べる姿を見せることでも変わってくるのかもしれませんよね。
「あの子、〇〇苦手だから」の決めつけにも注意が必要! 自分が進んで努力する機会や、努力のしかたを学ぶ機会を奪うことになるかもしれません。
学習面に限らず、さまざまな子育てのヒントがたくさん! 未就学児の保護者の方にもオススメです。

 

「早くして!」「勉強しなさい!」「片付けなさい!」自分で考えて行動できる子の育て方

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須合塾長
須合塾長

著者
須合 啓(すごう けい)

学習塾「STUDY HOUSE」代表
秋田県生まれ。20歳から塾講師をスタート。埼玉県の公立高校に12年間勤務ののち、2012年にオンラインの教員採用試験受験予備校を開校。2015年、秋田にで小中高生を対象にした学習塾「STUDY HOUSE」を開校。小学生の中学受験指導を担当して4年連続合格率100%を達成。2023 年度には公立高校全員合格を達成する。

 

 

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