探訪！vol.22 中学生と高校生が共に活動する独自カリキュラム

中高合同の特色ある教育を通して、豊かな人間性を身につけることを目指している御所野学院中学校。「徳・知・体」の個性を育む「表現科」などについてご紹介します。

開校以来20年続く｢表現科」の活動

御所野学院中学校は昨年度創立20周年を迎えました。開校以来独自カリキュラムとして「表現科｣という授業を開講。語学や身体表現、芸術を通して、自分の考えや感情を相手に伝えるコミュニケーション能力の向上を目指しています。活動は、伝統音楽（箏）、書芸、郷土芸能（三味線）、演劇、太極拳、リズムダンスなど多岐にわたる全16講座（中学生は13講座）。生徒は自分の興味のある講座を選び、社会人講師の指導の下、学習しています。

中高一貫教育校の利点を生かして

「表現科」設置の目的は、より広く様々な文化にふれることで、郷土を大切にするとともに国際的な視野で物事を捉えることにあります。中学3年間と高校2年間を合わせた5年にわたり学習する中高一貫教育校としての利点を生かしながら、のびのびと自己表現ができる人間になることをねらいとしているのです。11月に保護者を招いて開催した中高合同発表会の模様をお伝えしましょう。

表現科発表会を体験して

帰宅後の生活と家庭学習

御所野学院中学校では地域の小学生向けに小学生と中学生のちがいを
まとめたプリントを配布しています。生活・家庭学習編をご紹介しましょう。