矯正中の子は特に注意が必要 始めよう!子どものむし歯予防

お子さんの歯にむし歯はありませんか?

特に乳歯は永久歯に比べて弱く、むし歯の進行が非常に早いと言われています。
子どものむし歯予防について、ささき歯科クリニックの佐々木大輔院長にいろいろお聞きしました。

 

ウチの子は歯科にまだかかったことがないので心配です

初めての歯科受診でむし歯治療から行うとしたら心配ですね。
まずは病院の雰囲気や使用する器具に慣れることから始めましょう。
でも大切なのは、そうなる前の準備です。秋田市では、1~5歳の誕生日に合わせて「フッ素券」を配布しています。こちらを上手に活用して歯科医院に慣れましょう。
むし歯予防にもなるし、一石二鳥!

 

 

子どもの歯にフッ素を塗布して大丈夫ですか ?

フッ素は自然界に存在する害のない物質です。肉、魚、野菜、塩・醤油、お茶などなど、口にしているほとんどのものに含まれています。
むし歯予防としては、歯磨剤、歯科クリニックでのフッ化物塗布、小中学校のフッ化物洗口など幅広く使用されています。安全に使用されていますし、むし歯予防効果も高いので、安心してください。

 

 

歯並びの矯正治療を考えてますが、歯みがきが難しそうで…。

さまざまな装置が歯についているので、確かに難しいです。でも、矯正歯科で装置に合った歯みがきの方法を指導してくれるので安心です。細かいところを磨く、特殊な清掃用具もありますよ。
通常の歯ブラシでは届きにくいところの清掃には…
束が小さく、毛先が長いタイプの歯ブラシを使ってみましょう


 参考商品:プロキシソフト

矯正装置のワイヤーがあるけど、歯の間を磨きたいときは…。
スレッダーと呼ばれる固い部分のあるフロスを使いましょう。スレッダーを直接、歯の間に通してフロスをします。

 

 

矯正治療をしていない子でもフロスは使った方がよいですか ?

歯ブラシだけでは歯の間は磨けません。せっかく歯磨きを頑張っても、歯ブラシだけでは歯の間がむし歯になってしまいます。ぜひ、フロスをご使用ください。奥歯の間が磨きやすいY字タイプがおすすめです。お子さんと一緒に試してみてはいかがでしょう。

先生ありがとうございました!
むし歯予防は毎日の積み重ねが大事。フロスにもちょっとずつ慣れていきたいと思います。

ささき歯科クリニックでは、お子さんに歯磨き指導もおこなっています。
保護者からの仕上げ磨きがイヤになる年頃までに、正しい歯磨き方法を歯医者さんと一緒に学んでいけたら良いですよね。

 

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