探訪!vol.17 オンライン異文化理解教育プログラム開催

探訪

国際教養大学の学生チームが、小学生のための【異文化理解教育プログラム】を開発。「外国人と共に暮らす社会で気をつけたいこと」などを学ぶオンライン講座を開講。ママファミ編集部も一緒に学びを深めました。

オンライン講座にママファミも参加

平成16年の開学以来、全ての授業を英語で行うなど、「英語で学ぶ」取り組みにおいて独自の教育を展開している国際教養大学。そのノウハウを小中高等学校の教育現場等に還元できるよう、例年は幼稚園・保育園から小中高まで、年間200件を超える交流事業を実施してきました。しかし本年は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、対面での交流事業ができない状態が続いています。そこで、これまで「イングリッシュ・ビレッジ」という中高生向け2泊3日の英語学習プログラムを提供してきた学生チームが、そのコンテンツをオンラインプログラムに再編し、新たな交流事業を開始しました。
7月26日(日)、オンラインで行われた「小学生向けの異文化理解教育プログラム」にママファミ編集部も参加させていただきました。

全国各地の小学生が教養大生と一緒に

ウェブ会議システムのZoomを利用してオンライン講座に参加したのは、全国各地の39名の小学生。4〜6名のグループに分かれて、学生と一緒に外国人や異文化について話し合いながら理解を深めました。具体的には、動画の中に出てくる数人の外国人の中に一人だけいる日本人を当てるクイズでは、「見た目だけで判断してはいけない」ことを学びます。4つのシーンを描いた動画を見て話し合いを重ねながら、日本では当たり前のことが、外国ではNGとされていることに気づいていきます。
最初は少し緊張していた小学生も、元気でにこやかな学生の語りかけにすぐに笑顔を見せて、プログラムの終わり頃には、スタッフをうならせるような、鋭い意見も飛び出していました。

異文化理解とは

今回の講座の主テーマは「異文化理解」。講座内容によると、【国際人】というと、まず【英語】と考えられがちですが、外国語を使えることよりも大切なのは、外国人を理解し、受け入れようとする【心】だとのこと。「そもそも外国人って誰のことなんだろう?」「日本人って言うけれど、一歩日本を出たら自分だって外国人なんじゃないの?」そんなふうに考えることを通して、同じ「人」として外国人に接する姿勢を身に付けることがとても大切だと教えてもらいました。

スタッフのリードで、次第に積極的な発言も飛び出した参加者たち。

◇◆ 講 座 内 容 ◆◇ (90分)
1. グループに分かれよう
2. 英語で自己紹介をしてみよう
3. おかしなところはどこだろう ? (グループ討議)
4. クイズ「日本人は誰 ? 」
5. Do you speak English ?
6. 友達になりたい (グループ討議)

 

 

受講した小学生の感想

◆佐藤愛莉さん(秋田市立築山小学校5年)
以前、教養大の小学生向け「イーキャン」に参加してとても楽しかったので、今回もオンラインで参加してみました。講座では、自分の意見とは違った他のメンバーの考え方を知ることができ、英語に一層興味を持ちました。将来は韓国やアメリカに行って英語で会話したいと思っています。

◆町田大河さん(秋田市立御所野小学校5年)
このような講座に参加するのは初めてです。教養大のスタッフと友だちのようにいろいろな話ができて、普段、学校や塾で習っている外国語授業とは違った楽しい体験ができました。今はドイツ語に興味を持っています。

 

 

専門職大学院 内田浩樹 教授より

 国際教養大学では今年、4月からすべての授業がオンライン開講になり、キャンパスには学生はいません。日本各地に散らばった学生たちが、オンラインでミーティングを重ね、本講座のプログラムを作成。小中高生との交流事業を続けたいという学生たちの強い思いが、今回のオンラインプログラムを実現させました。予定された2回の日程は、募集開始後数日で満席となってしまいましたので、より多くの子どもたちに参加していただけるよう、今後も日曜日を中心に、続けて開催していきたいと考えています。

 

 

 

国際教養大学
秋田市雄和椿川字奥椿岱193-2 TEL 018-886-5900
※情報は掲載時のものです。詳細はご確認ください。
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