探訪!vol.15 数学・理科への関心を高め、思考力を養う クリエイティブサイエンス

探訪

開校5年目を迎えた秋田南高等学校中等部。
中高一貫教育校として推進する独自カリキュラムの中から、今回はクリエイティブサイエンスを中心に生徒たちの反応をお伝えします。

独自カリキュラム
クリエイティブサイエンス

中等部では、日常生活や社会との関わりから数学や理科に関する課題を見付け、探究的な学習を通して課題の解決に取り組む「クリエイティブサイエンス」という授業を3年生を対象に行っています。時には専門家の講演を聴き、研究を続けた後、全校生徒に成果を披露する1年間。テーマは「たまごの殻の構造に迫る」「数学で秋田市の交通網を変える」「シャボン玉の秘密」などグループごとに様々です。先輩の発表を聴いた在校生の感想をお伝えします。
「先輩方の報告会を聴き、科学に対する理解を深めることができました。特に昨年はTDK歴史みらい館の方々から講話を聴き、直接授業を受けたことでより身近なところにある科学の面白さ、奥深さを知ることができました。」
(3年 大倉隆人さん)
「TDKの出前授業では、電気誘導を生かしてオリジナルのイヤホンを作ったり、学習において大切な力や「トライアンドエラー」の重要性について教えていただき、クリエイティブサイエンスで研究していく上で基本となる手順、大まかな見通しを持つことができました。」
(3年舘石一聖さん)

中学時代に経験するクリエイティブサイエンスの探究的学習は、高校生活でも大いに役立つようです。

先輩からひと言
中等部でのクリエイティブサイエンスでは、
自分たちで課題を設定し解決に向けて研
究していくことで、探究心や思考力が身に付いたと思います。それは国際探究でも役立ち、いまでは世界で起きていることに目を向け常に問題意識をもつようになりました。高校の学習でのやる気や自信につながっています。
(秋田南高2年 佐々木千寿さん)

東京大学見学ツアー

昨年12月、中等部1~3年生の希望者22名を対象に東京大学見学ツアーが行われました。将来的に難関大学進学を目標に学習に取り組んでいる生徒も多い中等部では、東大への関心も高いようです。キャンパスを案内してもらい、東大生とパネルディスカッション。学食で昼食を共にしたり、ワークショップでは自分の問題点・改善策をアドバイスしてもらったり…。内容の濃い2日間を経験した参加者にツアーの感想を聞きました。

●2年 高橋咲妃さん
ノートのとり方について聞いてみると、線で範囲を分けて黒板の内容を書く欄、問題を解く欄、間違えた問題を解き直す欄に分けているという東大生がいた。人の真似をしているうちに自分のオリジナルノートになるとアドバイスをしてくださった。東京大学の人たちは、勉強以外にも自分の好きなことをしていると分かった。実際に体験したことで、テレビでしか見たことのない空の上の世界が、目の前まで下がってきたように感じた。「百聞は一見にしかず」を忘れずに大学受験まで歩んでいきたい。

●2年 篠原維月さん
私は、国語の記述問題を正しく解答する方法について東大生に質問しました。とてもていねいに答えてくださったおかげで、次に記述問題を解くのがとても楽しみになりました。今すぐにでも東大生のすばらしさを教えてあげたいです。まだ大学ははっきり決めていないけれど、今回のツアーで学んだことを生かして、悔いのない最高の大学選びをしていきたいです。

 

新コーナー中等部生おすすめの一冊
『かがみの孤城』 辻村深月 作

中学生でいじめを受け、家に引きこもるようになった主人公こころ。ある日、部屋にある鏡が突然光り出し、その先にはお城のような世界が広がっていました。そこにいたのはこころを含めた7人の中学生とオオカミのお面をつけた少女。7人は何のために集められたのか、オオカミは誰なのか・・・。数々の謎が解けた読後は、温かい気持ちになる1冊です。(2年 鎌仲凛さん)

 

秋田県立秋田南高等学校中等部
秋田市仁井田緑町4-1   TEL 018-833-7431
※情報は掲載時のものです。詳細はご確認ください。
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