中等部の3年間を経て秋田南高校へ進学した…

探訪!vol.11
中等部の3年間を経て秋田南高校へ進学した一期生

3年前に開校した秋田南高等学校中等部から今春、一期生が卒業。中高一貫教育校の授業システムを経験した80名が高校生活の扉を開けました。中等部3年次で海外へ出かけた修学旅行などについて、生徒たちの感想と共にお伝えします。

Q1 中等部卒業生は、高校ではどのようなカリキュラムの授業を受けているのですか?

秋田南高校1年生に中等部から進学した生徒と高校から入学した生徒では、数学の授業に違いがあります。 中等部では、中学校数学と高校数学Ⅰの内容の一部を中学3年生までに既に履修しているからです。そのため、秋田南高校の1年部では、中等部から進学した生徒を2クラス、高校から入学した生徒を5クラスに分けています。他の科目は、高校から 入学した生徒と同じ進行になりますので、高校2年生になると、全員を合わせて理系・文系等の進路に応じてクラスを編制します。

Q2 中等部独自の授業「JEコミュニケーション」とは、どんな学習ですか?

中等部では、週1回、国語科と英語科の2名の教員が担当し、全学年において「JEコミュニケーション」の授業を行っています。この授業は、日本語や英語による表現に多く触れ、目的に応じた多様な表現活動を通して、実践的なコミュニケーション能力を身に付けることを目標としています。具体例としては、1年生では地域保育園での「英語の読み聞かせ」、2年生では母校の小学校での「外国語活動への支援活動」、3年生では「シンガポールでの修学旅行」など、いずれも実践的活動場面で活用できる言語能力を育成していきます。取材時には、中等部1年生が日本語による「魅力的な商品のプレゼンテーションの仕方」について学習していました。

Q3中等部3年次で海外へ修学旅行に出かけたそうですが、その目的と内容を教えてください

本校の修学旅行の目的は、訪問国の異文化に対する関心と理解を深めるとともに自国の文化や生活を見つめ直し、現地での交流を通し国際的なコミュニケーション能力や公衆道徳を身に付けることです。  昨年度初めて実施したシンガポール等への修学旅行では、出入国審査に手間取り焦る場面もありましたが、8時間の飛行機内では映画を見たり、機内食を食べたりしながら元気に過ごしていました。訪問先の学校交流では、現地校の生徒から民族舞踊で歓迎されると、一緒にステージで踊り始めた生徒たちも…。行程最後のユニバーサル・スタジオ・シンガポールでは、お小遣いのシンガポールドルを使い切ろうとたくさんのお土産を買っていた様子です。シンガポールでは、多少日本語が通じましたが、現地の学生ガイドや店員との会話は英語でした。中等部3年間で学んだ英語や、JEコミュニケーションで様々な場面を想定した経験が生かされていたと思います。

修学旅行で感じたこと

●空港の免税店で買い物の際、内税か外税か分からず、英語で質問したら通じたので嬉しかったです。身振り手振りも交えて「コミュニケーションができるって楽しい」と実感しました。

●シンガポールの学生は自国について詳しく説明してくれたのに、自分は日本のことを知らなさすぎると痛感。本や新聞を読んでもっと日本について学びたいと思いました。

中等部から高校へ進学して

佐野 陽祐さん

学校の授業はもちろん、英検や数学オリンピックなどを中等部の時から引き続き、更に上を目指して頑張りたいです。将来の夢は裁判官になることです。外部入学生には「校舎内で迷子にならない」のを尊敬されました(笑)。

菅原 愛実さん
高校では予習・復習も範囲が広く大変ですが、2時間は自宅学習の時間をもつようにし、部活・生徒会・勉強の両立を目指しています。将来は国際派の女優になりたいので、そのために英語学習は必須だと感じています。

一関 柊太さん
中等部生の頃、南高生はあこがれの存在でした。SGHでは心に訴えかけられる発表も多く、更に学習していきたい思いにかられました。これから自分も「あこがれられる存在になれるのか?」心配ですね(苦笑)

 

秋田県立秋田南高等学校中等部
秋田市仁井田緑町4-1   TEL 018-833-7431
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